他力本願

染谷電子に発注したヒーター用のトロイダルトランスは約2週間で届くらしい。

実は今回の電源ユニット、2台作らなければならないが、私自身が製作する馬力がでなくてA先生にお願いした。
シャーシーは旧鈴蘭堂(現タカチ扱い)のSL-10で、この穴あけは仲間のRS237君が引き受けてくれた。

お二方にはこの場を借りて深く感謝の意を表します。

これでフルトロイダルの真空管整流電源が完成するわけだが、今まで使っていた1KVA Rコアトランスの電源はお払い箱か・・・と考えていたが、結局プレミアムとそのクロック(DEXA製)にまわすことにした。

1KVA Rコアトランスの真空管整流電源の1台をプレミアム本体に、もう1台をクロックに。
クロックのためだけに1KVA Rコアトランスの真空管整流電源を用意するというのは、軽四輪車に5000ccのスーパーチャージャーエンジンを積むようなものだが、それでもやりすぎと思わないところが勇ましいというかバカである。

さてさてどうなることか・・・・・。

追加で一発

質をともなわない量は恥!  

頓挫

インターフェイスのOrpheusとICEpower®1000ASP モジュールを使用した自作アンプへは真空管整流の電源ユニットを用意していたが、パワートランスはRコアを使用していた。
今回、総トロイダル化を実現するべくプライトロンのトランスを準備し、350V巻き線は2台のトランスを使用することで間に合わせたが、私が愛用する整流管のヒーター電圧は4Vなので適当なものが見当たらない。
なにか方法はないものかとプライトロンのカタログを眺めていたら230V入力の9V出力というものがあったので、それに100Vを投入すれば2次側に4Vが出てくるのではないかと考えた。
励磁電流が不十分なのでマズイのではないかと危惧したが、まあ論より証拠やってみることにした。

DSCN0717_convert_20091114114334.jpg

上のように簡易に配線して測ってみると、無負荷で4.7V出ているのに負荷をかけると3.6Vに落ち込むという、ものすごい電圧変動率である。
これでは精神衛生上というよりも実質使い物にならないので、計画は頓挫してしまった。

RSコンポーネント扱いにもトロイダルトランスはあるが、やはり4Vは無い。
6Vの巻き線を巻き戻そうか、それともトロイダルは断念してRコアを特注しようか・・・と悩んだ末、染谷電子というところでトロイダルトランスを注文制作してくれることを知り、見積もりをとってみた。
その結果RSコンポーネント扱いのトロイダルトランスの4倍の価格になってしまったが、初志貫徹のため発注の顛末とあいなった。

そのトランスがいかほどのパーフォマンスを発揮してくれるか賭けではあるが、たとえヒータートランスとはいえ、ここで妥協はしたくなかったのだ。

久々の一発

たかがヒーター されどヒーター

PHIHONG

昨夜は中秋の名月だった。
月に叢雲花に風とはいうものの少々雲が多すぎたようだが、
かいま見えた満月は素晴らしく煌々と輝いていた。
若草山(三笠の山)のふもとまで行って阿倍仲麻呂を偲ぼうと思っていたのだが、家の庭から眺めるだけで終わってしまったのは残念だ。

といいながらも、やはり電源。
汎用の電源、凡庸な電源、自作の電源・・・に苦労されているかたは
ぜひこのPHIHONG製スイッチング電源を使ってみていただきたい。
スイッチング電源は簡易で低品質などと思っておられるのなら、目から鱗ですよ。

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        ノーマル110Wタイプ

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       コンデンサー交換 

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      オルタネートバージョン

DC300V 供給

Prism soundのOrpheusを入手して早や数ヶ月。
真空管整流によるDC300Vでドライブしたいと思いつつも、電源回路の詳細がわからないので、プライトロンのアイソレートによるAC200V供給でお茶を濁していた。
それでも最初のAC100Vオペレートと比べると若干解像力があがる。
OrpheusはAC100〜240V入力のスイッチング電源なので直流なら140〜330Vまで供給できるはずだ。
しかしながら単純に電源のON・OFFを行うFF800とは違いOrpheusの場合は常時通電のスタンバイスイッチなので、いちおう回路を確認しないと不安が残る。

というわけでOrpheusの中を覗いてみた。

DSCN0699_convert_20090803165708.jpg
                内部全体俯瞰

DSCN0700_convert_20090803165836.jpg
                心臓部クローズアップ

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                スイッチング電源部

写真右端からのノイズフィルター部・平滑コンデンサー・フライバックトランスなど、かなりショボい。
ここのあたりに高品位パーツを与えてやるとかなりの(音質)性能アップが見込めるのだが、やはり製品というものは必要十分という基準なのでやむを得ないだろう。
そこでだからこそ我々が不必要数万分の手当てをしてやるのだ。

基板の裏面は確認していないので正確な判断はできないが、上面から眺めて差し支えないと判断してDC300V供給に踏み切った。(回路を正確に分析したわけではないので、正常動作を保証するものではありません。)

DSCN0703_convert_20090811093223.jpg


で、おそるおそる電源を投入した。

見た目は正常に動作しているようなのでひと安心・・・。
しばらくは音質にはこだわらなくてもよいストーンズなどを流して慣らし運転をする。

そしていよいよいつものテストソフトというか愛聴ソフトをかけてみた。

うむ、いっそう滑らかで柔らかく、なおかつ微細な表現がさらに鮮明になっており、ダイナミックレンジも拡張されている。

やはりデジタル最先鋭の機器であっても真空管整流チョークインプット電源でのオペレートは数段上質の音質提供してくれるようだ。

とはいえ、トランス・整流管・チョークトランス・コンデンサーなど、どれひとつグレードが低くても音質はあからさまに低下するので留意していただきたい。
電源写真右下のコンデンサーは電解では最高最強の音質を誇るEPCOS(ジーメンス系)製だが、これとてジーメンスのフィルムコンには遥か及ばないので、現在は結線を外している。
ただ、いかにフィルムコンといえど、ジーメンス・ボッシュ・その他一部のメーカーを除いて、ほとんどのものはジーメンスの電解より劣るので、フィルムだからといって安心・信頼は禁物である。

参照エントリー 
http://hamond715.blog50.fc2.com/blog-entry-53.html
http://hamond715.blog50.fc2.com/blog-entry-29.html

今日のひとこと

注意一品 劣音一生

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Author:hamond
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