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シルクロード 1

シルクロード

かつて西の文化はこの道を通じて東に渡り、
東の文化は西へと伝えられた。

私の絹の道は何を伝えてくれるのだろうか・・・。

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手前は絹リボン 後方中央は最高グレードの天蚕糸。

何故絹かと言われても、「素直だから」 としか答えようがない。
オカルトだ。プラセボだ。という誹りもあまんじてお受けしよう。
ケーブルやコンデンサーから一切のビニール系やプラスチック類を廃して絹に置き換えてきた。
(全ての置換は不可能だ)


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コンデンサーはブラックゲートK.FK.OSコン.SIEMENS.
被服を剥がし、和紙を巻いてから絹を巻きつける。
絹は無漂白、無染色のものが善く、さらに国産絹なら言うことなしだ。
肩こり、頭痛を誘発する非常にリスキーな作業だが、ひたすら巻く。
グルグルぐるぐる巻き続ける。

システムからビニール類を追い出し、絹に置き換えていくと
まず、「歪み感」が減っていく。
都会の水道水が高原の岩清水に変化していくような感じだ。
あいまいな表現で恐縮だが、清涼感がちがうのである。
誇張もなくなっていく。
ブルーノート的な音がお好きな方には物足りなくなるだろうが、
それが本来の姿に近いのだ。

自分の主義、主張、嗜好を押し付ける気は毛頭ないが、
これだけは実行して欲しいことがある。

コンデンサーの被服は剥がして使う

まあ、騙されたと思ってやってみて欲しい。
諸兄のセンシティブなシステムなら必ず違いが判るはずだ。
そして、その違いを感じたとき・・・
あなたはシルクロードの入り口に立っている。

注記 コンデンサーによっては、ケースがグランドに落ちているも
    のがあるので、+-電源の場合は絶縁に留意して下さい)
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シルクロード 2

絹の道はケーブルへと続く。

銀線については諸説紛々ではあるが、
私は一貫して絹巻き銀ケーブルを愛用している。

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0.8mmの銀線に絹糸を二重に巻きつけたもの。
淡路島のSさんの手作業だ
これはもう神業の領域だと思う。
Sさん ほんとうにありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。
これを4本束ねて捩じり、さらに絹リボンを巻いていく。
往路で4本復路で4本 ステレオで16本必要だ。

そして4本撚りから単線へと変化する。

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上はトライガード仕様の旧バージョン
下は絹リボン仕様。
この頃から銀線は4Nから5Nへと変更される。
直径は1.6~2mm単線。

そしてまた5N銀の0.8mm 4本撚りに戻り現在に至る。
4本撚りといっても、4本撚ったものに絹を巻くのではなく、
1本1本絹を巻いたものを4本撚るのである。
その上から絹リボンを何重にも巻き、それをワンペア抱き合わせてまたまたリボンを幾重にも巻き上げるのだ。

いずれもノンシールドであるが、私は600Ωで受け渡ししているので問題はないし、(これにはご意見もおありでしょうが・・・)
一般的な47KΩ受けでも、私の仲間内では問題はおこっていない。
ノンシールドケーブルはアンプの蓋をはずしたときのように、抑圧感のないのびのびした音が特徴だ。
シールドがあれば外来ノイズからの影響から守ってもらえるが、
自ら発生する電磁波を発散拡散できずに、リアクションを受けて、
時間差をも含むフィードバックにより変調を受けるのだろう。
(このあたりは病気による戯言とご理解下さい)
そしてプラグ&ジャックはWBTのnextgen
私には今のところこれしか考えられない。

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この絹巻き銀線で接続すると、ほんとに素直な色付けのない再生音が得られる。情報の欠落も極小だ。
誇張がないので面白くないと感じられる方もいらっしゃるだろうが、
ケーブルで着色するのは私のスタイルではない。
ソフトであれパーツであれ、機器であれ、
それぞれに自分なりのリファレンスを持つことは大切だ。

シルクロード3

コンデンサー受難

SIEMENSのMP(メタライズドペーパー)コンデンサー
いまのところいちばん重宝しているコンデンサーだ。

特にネットワーク素子としては、
静電容量だけが揃えば良いのではなく、
電力容量的にも余裕が欲しいのでまさに最適である。

しかし重症の絹巻き病患者である私の手にかかると、
この優秀なコンデンサーもそのままではすまない。
解体されてぐるぐる巻きの目にあうのだ。

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SIEMENS AC660V 1.5μF  
このままでも非常に優秀なコンデンサーだ。

これを精密金ノコでギコギコ切り割くとオイルがダラダラ漏れ出てくる。
中身を取り出すと、油紙と金属箔(アルミ?)が交互にはさみあって巻き込んであった。まさにコンデンサーそのものだ。
特に締め付けられてはいないが堅くぎっちり巻いてある。
それにタコ糸程度の太さの絹糸をギリギリぎりぎり巻きつける。
仕上げはメタリコンに絹巻き銀線をハンダ付けしてリード線とする。


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出来上がりはこうなる。

きっちり圧力をかけて巻き上げたことにより、微振動が制動され、
アルミ缶のシールドがなくなることにより開放的な音になる。
ただし、さすがのマニアックな私もNON PCBオイルのものしか手をだしていない。

スケルトン

今、もっとも気になっている抵抗はVISHAY Z201だ。
手にしたことはないが私が愛用しているVISHAY VSR の上位グレードというだけで、その凄さが想像できる。
逆に言うとそれだけVISHAY VSR がスグレモノということだ。

その次に愛用しているのがスケルトンだ。
これは昔からある酸化金属皮膜抵抗で、外皮塗装する前のもの。
2Wの容量があるから、用途は広い。

自作の例を一寸御紹介しよう。

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オリジナルの酸化金属皮膜抵抗 音は取るに足りない平凡な抵抗だ。

皮を剥いてみた。

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剥き終わるとこうなる(別の抵抗)

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1個20円ぐらいなもの(市販品のスケルトンは250円)で、非常に安上がりだが、
塗装を落とした途端に超優秀なパフォーマンスをしめしだす。VISHAY VSRと甲乙つけがたい。
ことほど左様に被服や塗装、モールドは悪影響があるのだ。

そして例によって絹を巻くのだが・・・。

この自作スケルトンはキャップが磁性体だ。ありがたくない話だが、
それでも他の抵抗よりも音は良い。塗装やモールドがないからだろう。
それと、小型の1wタイプも入手できるので、
せまいところにも装着できるメリットがある。
市販のスケルトンは2Wタイプのみで、真鍮キャップ、後に銅キャップとなる。

それがこれ。

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せっせと絹を巻く。ひたすら巻く。

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これで完成。

現在の私には抵抗はVISHAYもしくはスケルトン以外の選択肢はない。

デールやスフェルニースは、早々と私の基板から消えていった。

番外編  絹+トライガード仕様のスケルトン

これは淡路島S氏の遺作品 

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トライガードには随分お世話になったが、最近はご無沙汰している。



サブリファレンス

今日は七夕
都会ではなかなか銀河を見ることはできないが、
今夜ぐらいは家族で夜空を仰いでみたら如何であろうか・・・。

宇宙はビッグバンから始まったと言われてきたが、
いまやビッグバン以前がとり沙汰されている。

そのキーワードは真空・・・
真空のなかでは素粒子が発生しては消え、消えては発生・・・を繰り返しているらしい。

そこからどのようにして、この大宇宙が派生したのか計りしれないが、
今夜はベガとアルタイルの邂逅を眺めながら、大銀河に想いを馳せようではないか・・・。

さて皆さん

私がリファレンスにしている絹巻き銀線ケーブルは、そのほとんどが淡路島の故Sさんの手によるものだ。
Sさんの超人的な技で巻き上げられたこのケーブルは、無味無臭・・・そっけないほど色付けがない。
しかしながら情報の欠損は驚くほど極小で、リファレンスとするに必要充分な特性だ。

だが残念ながらSさん亡き今、もう新たに入手することはかなわない。
皆さんに味わってもらうことができないのである。

そこで今回御紹介するのは、私が今まで使用した中で絹巻き銀線の次に素直だと感じたケーブルである。

(私もいちおう人並みに、カルダスのゴールデンリファレンスなどというケーブルを使ってみたことはあるのだが、早々に退場願った。)

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芯線はスズメッキ?のタフピッチ銅 被服はガラス編み線だ。
スズメッキ?のタフピッチ銅なんて、オーディオ的には論外の低グレードである。

しかし、しかし、被服がビニール系でないということの素晴らしさを、このケーブルは如実に味あわせてくれる。とにかく素直なのだ。さすがに情報量はそんなに多くは望めないが、色付けのマスキングがないため意外と情報は伝わってくる。

ビニール系被服の8N銅や銀の芯線ケーブルよりも、非ビニール系被服のタフピッチ銅芯線ケーブルのほうが善いのだ。

この善いという表現もかなり大雑把なもので、
もう少しくどく述べてみたい。(実にくどい)

おそらく高級オーディオマニアほど、このケーブルを善しとしないであろう。

シンバル シャンシャン鳴らない

女性ボーカル ネットリぬめらない

ベース ブンブン呻らない

なんだこりゃあ 面白くも無い・・・という顛末が普通だ。

しかし熟慮してほしい。

あなたはオードリーヘップバーンという女優が大好きだとして、
一度は素顔の彼女を見たくないであろうか?

もちろん、映画に出てくるメイクアップされた彼女は超魅力的である。

だがやはりほんとうの彼女の魅力を極めたいなら、
いちどは素顔をみておくべきではないか・・・・。

さあ、このチープケーブル!

スピーカーケーブル 2スケでOK!

電源ケーブル 2スケでOK!

RCAケーブル 少しハンダが乗りにくいが1.25スケならちょうど良い。
シールドもないから抑圧感のない開放的な音がする。

超高級ハイエンドケーブルを誤使用の すみません、御使用の方もいちど騙されたと思って使ってみてほしい。おそらくつまらない音になってがっかりされるであろうが、素直な色付けのないケーブルとはどういうものか、振り返れば自分のシステムがどのような色付けをなされていたのかを、そして自分のシステムがどのような色合いに偏色しているのかを、このケーブルは教えてくれるだろう。

まずはいちど素の自分の顔を見て、そこから再出発してほしい。
厚化粧の上から塗りたてても、その行く末は・・・・

注意して欲しいのは、このケーブルは耐熱ではあるが防水ではない。
電源に使用する場合は自己責任で慎重に行い、テスト使用にとどめてほしい。
防水型のシリコン加工タイプもあるのだが、シリコン被服があることで音質的には即アウトだ。

人に誇れる手柄など、ほとんど立てたことのない私だが、
このケーブルを見つけ出したことは、
人に自慢してもやぶさかではないと自負している。

大阪日本橋の電気材料販売店で 1m 110円 で販売している。


上限なし

SEIMENS メタライズドペーパーコンデンサ 1.5uF AC660V

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これは最強のコンデンサーだ。

これより優れたものがあるのなら膝を屈して紹介をお願いしたい。

しかしながら私が言いたいのは、決して「もうこれでよい」と思わないこと。
その一言に尽きる。

ここはこれでいいだろう・・・・
ここはこんなもんだろう・・・・

そう思っているあなた(私か)

至上の再生音楽はあきらめていただきたい。

最強と謳ったSEIMENS メタライズドペーパーコンデンサ 1.5uFも
次のような手を打てば、まだまだ性能アップが見込めるのだ。

まずピラニアソーで缶を切る

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オイルがダラダラ流出するがかまわない。
これはノンPCBだから安心だ。

NONPCBの記載が無い場合は絶対に開封禁止

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中身はこんな具合だ
絵に描いたように、ペーパーと金属箔が交互に巻かれている。

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しかし、全体を締め上げたほうが安定するし、
缶の中より絹の衣のほうが電磁的にクリーン(自家中毒防止)だ。
共通インピーダンスを持つから引き出し線も余分はいらないし、銀線に交換も必須だ。

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絹のエッセンス・セルシンを染み込ませた純和紙を巻いてからぎりぎり締め上げる。もちろん純絹糸だ。

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メタリコンに直接ハンダ付けで銀線を引き出す。
写真はまだ銀線ではない。

以上のような加工を行うことで、いっそう歪感が少なくなる。

私のチャレンジ目標は歪の減少だ。

なにかの前向きなエフェクトを付け足して音質(感)アップを図ることなどは問題外の愚挙である。

やはり出来うる限りの手をつくしてクリーンでピュアかつプリミティッブな再生音を得る努力を怠ることなく実践して欲しい。

それこそが珠玉の音楽を拝聴する礼儀作法だと思う。

各パーツの重要性について、いまいちど認識をあらたにしていただきたい

資源再利用

う~む 実に好いお天気だ。

しかし、気温はかなり下がってきている・・・。

今年は例年よりも紅葉の色づきが好いかもしれない。

さて、絹巻銀線のスペシャリストであった淡路島のS氏がお亡くなりになって、はや半年が過ぎた。
機器間の接続には欠かすことのできないアイテムなのだが、いかんせん自分で巻くのは不可能に近い。もっともただ巻けばいいというのなら巻くことはできるのだが、S氏の作品に比べると月とスッポンほどの出来栄えの差があるのだ・・・。

そこで以前製作してメインシステムとして使用していた自作SATRIアンプのDC電源供給ケーブルをバラして、絹巻銀線を再利用することにした。

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これがRコア4トランスの電源部だ。600VA×2 50VA×2
これの次にファイナルに1KVA×2 ドライブ段50VA×2 初段(SATRI IC段)50VA×2 のRコア左右独立供給6トランス電源を計画して、材料はすべて調達したのだが、B&Oのデジタルアンプモジュール・アイスパワー1000ASPとの出会いによって頓挫してしまった経緯がある。
今でも私はSATRIアンプ用のデバイスを山ほど温存している・・・(^_^;)

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これが電源部からアンプ本体に電源を供給するDC電源ケーブルだ。 
必要数の絹巻銀線を寄り合わせ、和紙を巻いてから絹を巻いていた。
もちろん左右独立である。

余談だが、世間一般に左右独立電源の優位性は浸透しているが、前後の独立(初段・ドライブ段・ファイナルへの電源供給)の重要性はあまり理解されていないようである。
それぞれ別個のトランスを用意してやるのが究極の再生に寄与するわけだ。
このあたりを無難にお茶をにごしてしまうと、凡庸な音からの脱却は未来永劫できない。
当然それぞれのトランスは最高級である必要がある。
いまの私にはプライトロン以外は考えられないが、最低でもRコアトランスを用意して欲しい。
EIコアやWBコアは経験上論外だ。


これは私の作業なので雑なことこの上ないが、
思えば製作以来このシルク(シルバー)ロードをいかほど多くの電子君が往き来したことであろうか・・・。
かのローマの文化を中国にもたらし、アジアの文化をヨーロパへと運び伝えた絹の道、我が日本にも天平時代に種々の宝物が伝えられ今も奈良の正倉院に眠っているが、そのルートとなった絹の道シルクロードが私のオーディオシステムの大動脈となっている。
この項、かなり強引である

それをこうしてバラしていると製作したときの苦労が走馬灯のように去来する。

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こんな調子 しかしピンボケである。

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めでたく取り出された絹巻き銀線

左右独立だから、これの倍を確保。

超貴重品なのでチビチビ使っていくつもりだ。(我ながら実にセコイ

トライガード

新しい電源は特注のトロイダルトランスの仕上がり待ちなので、DC300Vの供給ケーブルを整備してみた。
現在使用しているのは0.7mm絹巻き銀線4本縒りにトライガード処理をしたものである。
かれこれ10年前はこのトライガード処理が好結果をもたらしていたのだが、近年我々の間ではトライガードは無い方が好いという結論に至っている。
であるにもかかわらず、巻いた苦労を偲び、剥がす手間がわずらわしくてそのまま使用していたのだが、今回電源の新調を機会に剥がすことにした。

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これがトライガード処理の仕上がりスタイル

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stage1 まずいちばん外側の絶縁紙を剥がす。これが絶縁紙とはいうものの科学合成紙なので音質上善くないと思われる。

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stage2 行き帰りの線路を共巻きにしたトライガードを剥がす。

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stage3 行き帰りそれぞれに巻き込んだ絶縁紙を剥がす。よくやるわ実際・・・。

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stage4 行き帰りそれぞれのトライガードを剥がす。

これでやっと絹巻き銀線4本縒りの素線に戻った。
剥がすだけでも手間だが、巻いたときの苦労はいかばかりか・・・。
肩こりと頭痛との戦いであった。

しかしこれでまたワンランク歪が減ったことは間違いない。

ロングアンドワインディング労働

頼りにしていたS氏がご逝去され早や1年、我々の絹巻銀線の補給は途絶えたかに憂慮されたが、
A先生のお知り合いにR氏という強力なケーブルビルダーがいらっしゃった。
今回R氏のご助力により素晴らしいケーブルが手に入ったので紹介させていただく。

素材は5N銀線とプラチナに厳定(限定どころではなく)されている。
5N銀線といっても某メーカー製の5N銀線を流用した場合の音はひどいものであったので注意が必要だ。
プラチナは普通に貴金属商で入手できる標準純度のプラチナを使用している。

絶縁紙はボッシュのオイルペーパーコンデンサーを分解して取り出したもの。
これは耐圧も選定されていて、あまり高圧なものは厚みがありすぎてよくないらしい。
エジソンが電球のフィラメントを探して日本の竹に行き着いたように、R氏もあらゆる和紙を試した結果、
現在これを越えるものは見つかっていない.

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     切開して絶縁紙を取り出す

そして肝心なのが絹糸。
これは普通の蚕から採れる絹ではなく、天蚕と呼ばれる特殊な蚕から採れる天蚕糸に限られる。
それも中国産よりも国産が好い。
しかしながら国産の天蚕糸は貴金属並みの値段がついているので、ケーブル造りは難航の一途をたどっている。

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      中央上が天蚕糸

R氏の製作されるケーブルにもいろいろなバージョンがあり、5N銀単線・5N銀リッツ線・プラチナ単線・プラチナリッツ線などから構成されているが、今回はその複合バージョンともいえる構造で、5N銀リッツ線+プラチナ箔によるものだ。
具体的には0.3mmφの5N銀線に件の絶縁紙を巻きつけたものを7本束ね、それをプラチナ箔で包むように巻きつける。
さらにその上から絶縁紙を巻きつけ、仕上げは天蚕糸の巻上げだ。
まあ想像を絶する作業だ。
根気がいるのは勿論だが、技術的にも並みの人間にはとうてい無理な仕事だ。

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               完成したケーブル

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           自作ネットワークに接続

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   375ドライバーへ                 2405トゥイーターへ

自作のデバイディングネットワークから375ドライバーと2405トゥィーターへの接続に使用した(ウーファー用はは未接続)
結果は・・・・・、
解像力がさらに向上した上にマイルドな耳触りという相反する特性を満たす結果となった。

この材質と構造が高性能である証明はなんのパラメーターからも立証できない。
4Nと5Nの銀の導電率がどう違うのかなど知らないし、プラチナなどは鉛よりはマシというだけで、銅よりもはるかに低い導電性を示す。
ただひたすら聴感上の試行錯誤の結果というだけである。
笑い話もしくはオカルトと受け取っていただくのも一興かとエントリーさせていただいた次第。
プロフィール

hamond

Author:hamond
つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
究極の感動を味わうために日夜悪戦苦闘しております。
皆様のご支援がなによりの活力剤 !
よろしくお願い致します。

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