スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スピーカー懐古 Ⅰ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にはあらず。
よどみに浮かぶうたかたはかつ消え、
かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

毎日聴いている音楽も、昨日と今日では同じように見えて同じではない。

それは装置が日々変化しているからでもあるし、
聴いている私の心境や境遇・環境が昨日と同じでないからだ。

我が家に初めてステレオなるものが到来したのは私が小学校に上がるかどうかの頃だ。
ナショナルの左右一体型で真空管式の大型システムだった。
MFB方式とかで、モーショナルフィードバックというのか、スピーカーボイスコイルの動きを検知してネガティブフィードバックをかける方式だったようだ。

これは非常に重厚な音が出ていたように記憶している。
クリスタルカートリッジもパワフルだし、16/33/45/72の4スピード切り替えだ。

自分専用のオーディオ装置を手に入れたのは高校2年生のころ。
かれこれ40年近く前の話だ。
私を可愛がってくれた祖母が残してくれたおこずかいで、兄の友人から譲ってもらった。
おばあちゃんに感謝。

アンプはサンスイの銘器 AU-111

6L6GCプシュプルのプリメインで、イコライーザー部はトランジスターのハイブリッドだ。
たしかチョークは搭載されていなかったように記憶する。

超重量級で風格のあるアンプではあった。

レコードプレーヤーはベルトドライブ、パイオニアのPL25E

カートリッジはグレースF8-L
これは針先の交換でMやCタイプに変更可能だ。

そしてスピーカー

なんとサンスイ SP-LE8T だ。

なんと香ばしい匂いがするのであろう・・・

SP-LE8T・・・

口にだすだけで、脳裏に浅丘ルリ子の笑顔が浮かぶではないか。

言わずと知れたフルレンジの金字塔

今から思えばもう少し大きな容量の箱が必要だったが、風格のあるエンクロージャーだった。

一寸話が脱線するが、現在のJBLを私はJBLだとは思っていない。
JBLがJBLといえたのは、1950年代までだ。
詳しい歴史はその筋の資料を読んでいただくとして、ランシングが設計したフルレンジはD130を旗手とするショートボイスコイル、軽量振動系、高能率ユニットである。ウーファーなら150-4Cや130Aなどだ。
それに対してバートロカンシーの設計したユニットはロングヴォイスコイル、重量級振動系、低fo,低能率ユニットだ。
フルレンジならD123、ウーファーならLE15Aや136A、その後全てである。
これらのユニットを私はJBL製と呼んで欲しくない。LE8Tもそうである。
パラゴンにLE15Aをいれるなんてもっての外だ。
まがりなりにもホーンシステムなのだから本来の150-4Cが当然の選択で、
百歩譲っても130Aである。
あ、いうまでもないが375などのドライバーはランシング直系だからまがいもなくJBLである。


私はこのシステムでビートルズを聴きこんだ。

同時に兄の友人から譲ってもらったMJQのヨーロピアンコンサートと
ウェスモンゴメリーのLPにも慣れ親しんだのだ。

ジャズとの出逢いである・・・

modern jazz quartet european concert

DSCN0166_convert_20080706112707_convert_20080706231357.jpg


今でも私のベスト盤だ。

なかでも3曲目の I should care が超お気に入りなのだが、
少しオーバーレベルで歪んでいる。
二番目のお気に入り曲であるI remember Cliffordは曲、演奏、録音ともに申し分ない。

大学を出て自分で稼ぐようになるまでは、そのシステムで好きな音楽を堪能した。

そのころ北の太融寺にサンスイのショールームがあったのだが、
そこに置いてあったJBLの大型システム(L300)で聴いたビートルズのカムトゥゲザーのベースは格別であった。
いつかはそのようなシステムを手に入れたいと夢に描いて聴きいったものだ。
スポンサーサイト

スピーカー懐古 Ⅱ

今日も最高気温が更新された。
奈良県大和郡山市では農作業中の80歳の男性が熱中症でお亡くなりになった。
皆さんも充分に水分を補給して注意されたい。

さて、就職してある程度自由にお金が使えるようになったので、念願のJBL大型システムに着手した。
ウーファーはLE15A ドライバーはLE85 ツィーターは2405
ネットワークはLX13 3106 エンクロージャーは4320型の国産箱だ。
この3106という8000Hzのネットワークは最悪だった。

JBLスタジオモニター4320は一世を風靡したシステムで当時ほとんどのレコーディングスタジオに導入されたらしい。私は将来の発展性を考えてドライバーは内装せずにエンクロージャーの上に配置した。

LE851_convert_20080726223029.jpg P1010480_convert_20080726223254.jpg


その後ウーファーは2215Bに、ドライバーは375に、ネットワークは大電力型の3182にグレードアップした。
すべてサンスイが正規代理店だったもので、ホーンは米キャピトルスタジオに納品されたウッドホーン2397だ。
このホーンはマイルドな音質ながらトランペットの華やかさも善く表現したものである。そのラインアップの写真がこれ。

P2070089_convert_20080726223741.jpg P2080093_convert_20080726224408.jpg


すでにネットワークはJBL純正品に見切りをつけて自作バージョンだ。
JBL純正の500Hz 800Hzのネットワークは使って使えないことはないが、
7000Hz 8000Hzのネットワーク 民生用ならN7000 N8000 プロフェッショナル用なら3105や3106は絶対に使わないで欲しい。
(民生用もプロ用も中身は全く同じだ。端子の大きさと色が違うだけである)
これらを使うと摺りガラス越しの高音になってしまう。
それを無理に出そうとレベルを上げると・・・悲惨な結果が待ち受けるのみだ。高品位コンデンサー一発でOK。

アンプはダイナコで、プリがPAS3X、パワーがMARKⅢを買って部品を総入れ替え。
とはいえアクロサウンド社のトランスは逸品だし、どちらも整流管整流で、なかなかたいした音を出していた(と思う)。6550のプシュプルは熱かった。
それももう30年も前の話だが・・・。

しかしなんといっても私のオーディオ歴の分水嶺となったのは、A先生との出会いである。
基礎電気知識から始まってパーツの選び方、回路知識、そしてなにより音楽の聴き方を教えていただいた。
優れたプレイとはどういうものかも判るようになったのもA先生のおかげだ。
特筆すべきはこのA先生 驚くべき聴音力をお持ちなのだ。
物理的な聴力ではなく、聴音楽力である。
私のオーディオの指標はA先生だといっても過言ではない。
そのかわりというとなんだが、私が平凡なパーツやケーブルを使っているとボロカスに叱られた。
もうそれは許されないのである。
このボロカスに言ってもらえることがどれほど有難いことかを皆さんは知っておられるだろうか。
昨今、右を見ても左を見ても甘い言葉が飛び交っている。
もちろん大人なればこその配慮である。
しかし、

お互いに切磋琢磨し、限りの無い高みに上がろうとしている者同士であるなら、そんな配慮は無用どころか有害だ。

A先生はおかしなパーツでおかしな音をだしていると、こうおっしゃる
「なんやこれは!ゴミだな。捨ててしまえ」・・・と。
ここで気を悪くして横を向いてしまったら私の今日はなかった。
有難く拝聴して精進してきたのだ。
皆さんも忌憚のない意見をまじわすことのできる仲間や師匠を持っていただきたい。

二流のパーツからは二流の音しか出てこない。

A先生のおかげで、絹巻き銀線のS氏やビョーキ系カリスマのNAOK氏ともお近づきになれた。
いまだに足を向けては寝られない。

そして今、あらたに大天使心得さんやjillartさんと出会い、新たな知識と刺激を与えていただいている。
PC_Audioさんも要所要所で的確なアドバイスをくださっている。
ほんとに今の私はそのような周りの人たちのご厚情で生かされているんだなと実感する今日この頃である。

明日は現行のスピーカーシステムを紹介させていただこう。






スピーカー懐古 Ⅲ

もはや拙ブログの枕詞になった感があるが、暑い!熱い!

半端じゃない。頭が腐りそうだ。

今朝は公園清掃だったが、汗まみれになった。

さて、JBLにあこがれてJBL一筋できた私だが、なんか変だなと感じだした。

もうひとつ低域のキレが良くないのだ。

タオックのインシュレーターをかましたりして良くはなってきたのだが、
納得できない。

そこでエンクロージャーを新調することにした。

タテマツ音工のエンクロージャーだ。

これにもグレードがあって、そんなことを知らなかった私は2番目のグレードのものを検討していた。
ところがその上に桁外れに良質なものがあることを知り、
少し迷ったがそれに決定した。
今思えばそうしてよかったと思う。
次善のものを選んでいたら今ごろいじいじと後悔したであろう。

そしてそれを機にウーファーもアルテック515Cに変更した。
これも416というマグネットが一回り小さいが使いやすいユニットがあるのだが、
515にしてほんとによかったと思う。(次善は偽善・・・意味不明)

アルテック515にはA B Cの3タイプがあり、マニアの間ではエッジのない、いわゆるフリーエッジの515Aをよしとする風潮があるが、バッフル板の内側から取り付けしないといけないし、foも高そうだからCタイプで善しとした。

DSCN0297_convert_20080727231411.jpg DSCN0309_convert_20080727231629.jpg

この箱はほんとに高品質で上下左右は寄木造り、バッフルはご覧のとおりの最高級合板だ。
一体何枚あわせてあるのだろうか・・・。
そして内部は削り込んであり平行面が無いようになっている。
定在波防止だ。

アルテック515はJBLのウーファーとは違って非常に軽快で歯切れの良いサウンドをもたらしてくれた。
レイブラウンの弾けるベースがブリンブリン伝わってくる。
JBLでも2220Bあたりは歯切れは良いのだが、いまいち低域の豊かさに欠けるところがある。

DSCN0300_convert_20080727232458.jpg DSCN0304_convert_20080727232819.jpg

ウーファーのエンクロージャーが良くなると、ホーンもそれに見合ったものが必要となる。
なにごともバランスが大事。

このホーンもすこぶる高品位で、立松さんの情熱を感じる出来だ。
推奨クロスオーバー周波数は500Hz

しかし以前に比べて中域が薄くなったようなので、ネットワークの定数変更をした。
自作ネットワークはJBLの設計値に準じて作っていたのだが、それはやはりJBLのホーンに相性があわせてあるようで、タテマツのホーンにはまた別のあわせ方が必要だった。
しかし375は頼もしい・・・。

ツィーター2405用もタテマツ純正があるのだが、リクエストして特別に作っていただいたのが次の写真。

DSCN0303_convert_20080727234215.jpg

音波の回折的にも有利かなと半可通ながら企んだ。

実はこのシステムのこだわりはネットワークにある。

明日はそこのあたりをちょちょいとアップしてスピーカー懐古編はめでたく完結である。

スピーカー懐古 ファイナル

今日は驚いた

非常にきつい夕立が続いたかと思うとグワシャ~ンと大きな雷が落ちたようだ。

あわててオーディオの電源を落とし、 dCS Elgarはコンセントも抜いておいた。

くわばら くわばら・・・

さて、スピーカー懐古録も本日で大団円を迎えるのだが、最終回はネットワークだ。

JBLの純正品LX13や3182もそこそこ使い物になったが、中を見てみるととてもじゃないが使い続けていく気にならない。
いわゆるジャズ喫茶的なJBLサウンドならそれでもいいが、私が目指しているのはひたすらピュアな音なので、自作することにした。

aP2080093_convert_20080728215340.jpg

これは処女作ではないが、ほぼ落ち着いたバージョン。
コンデンサーは独T.Electronic製のAUDYN CAP SNの被服を剥いて絹を巻いたもの。
アッテネートする抵抗はデールの無誘導巻き線とトリテックの無誘導、
どちらも10Wタイプだ。

白眉はトロイダルコアのリアクターで東一電気製。これは巻き線の断面がスクエアなリボン線で極太、コア入りなので巻き数も少なく直流抵抗が1桁小さい。
特筆すべきは巻き線間の漏れ容量がないことだ。
本来リアクターは周波数が上がるにつれインピーダンスが上昇しないといけないのに、容量成分が付加されると、ある周波数以上でインピーダンスが下がったり、ピークやディップを作る要因となる。
そういう意味では箔巻きリアクターは問題ありである。

ただし、大電力をぶち込むのが常の豪傑には、微視的な磁気飽和の問題もあるので、空芯コイルがよいかもしれないが、漏れ磁束や直流抵抗増加によるダンピングファクターの低下など、音質の劣化が代償である。

DSCN0311_convert_20080728220539.jpg
東一トロイダルコアリアクター

残念ながらこのパーツは現在ディスコンである。 噂によるとコアを作っている新日鉄が好況のため、こんなちまちましたものを作ってくれなくなったらしい。

一応の成果もでて、ほぼ満足していたのだが、さらに上を望むのが私の美点。
まずコンデンサーに目をつけた。独T.Electronic製のAUDYN CAP SNも悪くないのだが、桁違いに良いのがこれ。

DSCN0326_convert_20080728221158.jpg


SIEMENSのメタライズフィルムコンデンサーだ。アルミだからメタライズとは言わないと思うのだがMP(メタライズドペーパー)と表示されている。このまま使っても具合よいが、さらに上を目指して缶を切り、中身を取り出して絹を巻いたのがこれ。

aDSCN0117_convert_20080628175056_convert_20080728222432.jpg

両端のメタコンに絹巻き銀線を半田付けする。

DSCN0334_convert_20080728224624.jpg  DSCN0335_convert_20080728224946.jpg

俵のようにパラって容量を合わす。絹巻きAUDYN CAPもウーファー側のバイパスで頑張っている。

これで万全だと思っていたのだが、思わぬところに伏兵がいた。

アッテネート用の抵抗である。

abP2080093_convert_20080729172832.jpg


デールの無誘導巻き線とトリテックの無誘導抵抗だから、普通の感覚では超高級である。
高級スピーカーでさえ、これだけのものを使っているのはほとんど無い。
気休めに絹も巻いた・・・
しかし、超ピュアを望むならデールの無誘導もトリテックの無誘導もダメだ。

じゃあなにがいいか・・・。

スケルトンだ。 もちろん絹を巻く。

スケルトンは2Wだよ・・とのお声もあるが、2Wで上等だ。
パラで4Wにしたらおつりがくる。 まああくまでも家庭用での話だが。

DSCN0336_convert_20080728223457.jpg  DSCN0337_convert_20080728223659.jpg

もう透明感が全く違う。情報量も・・・
というか、なにがどうとかこうとかいうレベルではなくて、スケルトン以外のものは使い物にならないのだ。さすがのビシェイも電力容量が足らないから不適当だ。

ここで皆さんにお願いしたい。スケルトンを使ってくれなくてもいい。
だけれども、大半の市販スピーカーが採用しているセメント抵抗だけは使わないで欲しい。
ピュアな音がお望みなら心に留めてほしい。

訂正 やっぱりスケルトンを使ってください。

DSCN0307_convert_20080728224402.jpg

これが現行バージョン。

しかしこのアッテネーターボードの置き方で音が変わるし、ボードの材質でも音はかわる。
ウォルナット板を用意してあるのだが、ずいぶん放置している・・・。

ほったらかす(関西弁)のも私の美点だ。

これでスピーカー懐古編はひと段落。

今回の格言

次善を選ぶものは事後に泣く    おそまつ

ダンディズム

AcousticTaoさんが五味康裕氏の著書「オーディオ巡礼」を紹介なさっておられるが、

私は岩崎千明氏の「オーディオ彷徨」、そして伊藤 喜多男氏の「音響道中膝栗毛」を紹介させていただこう。

私の文章力でお二人の著書の魅力を表現することはとうてい不可能であるが、いちばん感じたことは「男のダンディズム」である。そして豪快なまでの実行力とはうらはらに、究極なまでのナイーブさを持ちあわせておられるということ。

岩崎さんの文章を読んでいると、モノに対して愛情を持つということは、結局自分を愛することと同じなんだなあと気づかされる。

アメリカ空軍高級将校からもらった1本のユニット D-130.
電車に乗って手を持ちかえ、持ちかえ、それを抱えて歩く岩崎氏は、自分の存在を抱えて歩いていらっしゃったのだろう。

昨今のオーディオ機器にはたしてこれだけの愛情を注ぎこめるモノはあるのかというとはなはだ疑問だ。いや、無いと断言しても過言ではないだろう。

まだ読んでおられない方にはぜひお勧めしたい。
(オーディオ彷徨でググると「私とJBLの物語」が読めるようである)

人間としての自分の在り方(そしてオーディオ愛好家としての自分)をみつめなおすきっかけになること請合いだ。

蛇足になるがJBLといえば、オーディオファンなら誰一人として知らぬものは無い有名ブランドであるが、私にとってのJBLは1949年にジェームス・B・ランシングが自殺し、その設計思想が薄らぎはじめる1960年ごろで終わっている。
ロングヴォイスコイルのウーファーはランシングの遺志に反する。
その後の製品はJBLというブランドであっても、その実態はその後ガウスやTADを監修したバートロカンシー主導の製品であり、ジェームス・B・ランシングのポリシーがすべて継承されているわけではない

世の中 変わった  

P1010480_convert_20090325092836.jpg P1010477_convert_20090325092925.jpg
P1010409_convert_20090325093103.jpg P1010408_convert_20090325092956.jpg
左上はアルテック515に換装するまで愛用していた2215B 右上は過去25年愛用したウッドホーン2397
下の2枚はJBLがFenderのベースアンプ用に納品していたD140F 後にF140→K140となる

春動

ダイナマイトではありません!  

まいど! 自己陶酔中毒のhamondですっ!

いよいよ春爛漫 桜も満開だしチューリップも可愛く咲いている。

さあ、いっちょうやるか!

懸案だったスピーカーネットワークのウーファーのローパスフィルターのコンデンサーを交換する。(もちろん位相補正用も)

今までも充分高品位なものを使っていたが、今回はさらに超高品位ビョーキグレードだ。

まずは下ごしらえから・・・。

DSCN0632_convert_20090408120701.jpg

追記

なんだか知らないあいだにスポンサーサイトなるものが勝手に表示されるようになった。

読みづらいですね・・・ご迷惑をおかけしますm(__)m

追追記

jillartさんのおかげで消すことができました。

おおきにおおきにありがとさん

これで心置きなく陶酔できる(^_^;)

ホップ・ステップ

久々に2ステップアップした。

ひとつは毎度のプライトロン

いままで極力分離給電に励んできたが、今回さらに分離度を高め、

CDドライブのpremium2に対して3台のプライトロンを投入した。

これからアイソレーションにアプローチされる方はプライトロンを選びさえすれば狂喜乱舞されること請け合いである。

さて今回の白眉はスピーカーネットワークのコンデンサーだ。

現在市販されているスピーカーのネットワークに使われているパーツはハイエンドクラスのものでも多寡がしれている。

やはりひとつひとつの構成パーツを究極に品位アップしなければ、トータルでの性能は望めない。

先日お伝えしたように最後の懸案だったウーファーのローパスフィルターのコンデンサーと位相補正用のコンデンサーをビョーキグレードに変更した。

DSCN0643_convert_20090412131154.jpg DSCN0644_convert_20090412131233.jpg
交換前

DSCN0649_convert_20090412131338.jpg DSCN0640_convert_20090412131304.jpg 
交換後

こういう根源的な改善は小手先の変更による変化とは違って重厚な品位アップとしてあらわれる。

ネットワーク素子を設置している土台の違いも見ていただけただろうか?

ありきたりのベニヤ板から20mmのウォルナットに変更してある。

自慢に聞こえると恐縮だが(まごうことなき自慢だが)こういう根源的な改善なくして究極の音楽再生は不可能だ。

追補

今回の実験には超絶聴覚のA先生、悶絶電圧のS君、写真フェチのOさんが立ち会ってくださった。
お三方とも口を揃えて再生音の向上を認めてくださり、曰く「音が柔らかくて繊細・緻密」 「木管の質感がさらに表現されている」 「音像が前に出ている」などなど・・・。
一歩間違えれば「こんなものはゴミ!捨ててしまえ」などと平気でおっしゃる方々なので、評価にお世辞は含まれていない。

おまえはどうなんだ?・・・とのお声も聞こえるが
自画自賛のインプレは不要だろう。
そんなものは心の中で思っていればいいことで、公の場に発表するかぎりは客観的な評価のほうが公正であると判断し、あえてお三方の評価で代弁したことをご理解いただきたい。

毒を喰らわばPCB

先日コンデンサーを入れ替えたばかりのネットワークだが、またまたマイナーチェンジ。

ウーファーの位相補正用コンデンサーをさらにアップグレードした。

このオイルペーパーコンデンサーはPCBを含んでいる可能性があるので、さすがの私も分解できずにいる。(キャップが黒いほう BOSCH 220V AC 9μF メタライズペーパー)

私の知り合いは分解して利用しているが、作業後しばらくは手が赤く腫れるらしい。

DSCN0657_convert_20090501160908.jpg

音のためには危険をも顧みない勇気(蛮勇)には恐れイリヤのクリヤキン。

DSCN0640_convert_20090412131304.jpg  DSCN0658_convert_20090501160947.jpg
        交換前                     交換後

高品位再生の地平線は果てしなく彼方だ。
プロフィール

hamond

Author:hamond
つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
究極の感動を味わうために日夜悪戦苦闘しております。
皆様のご支援がなによりの活力剤 !
よろしくお願い致します。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。