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CDプレーヤー懐古6

望蜀

後漢の光武帝が隴の地方を手に入れたのに、、さらに蜀を攻めようとして自戒したという故事にちなんだ言葉である。
後に魏の曹操もこの言葉をもって自らを戒めたらしい。

一方私は、さらにエソテリックP0sを望んでしまった。
凡夫たるゆえんだ。

国内では最高のメカニズムを誇ったトランスポートで、
他にオラクルやメトロノームなどの選択肢もあったが、
いちどはP0sで再生してみたかったのだ。


重厚でかつ繊細、解像度はさらに高く、私も仲間も狂喜乱舞、欣喜雀躍のていであった。
それでもしばらくすると改造の旅は始まる。

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仲間の手配でステンレス削りだしの脚に交換(Nさん、ありがとうございます)
真鍮でも同じものを試したが、微妙な響きが乗るのでこちらを採用。

そしてDCケーブルの自作。

P1010471_convert_20080620085033.jpg P1010473_convert_20080620085213.jpg


素線は絹巻き銀線。
ケーブルについては項をあらためて書きたいので、
ここでは詳しく言及しないが、銀単線に極薄紙を巻き、絹糸を二重に隙間無く巻きつける。
それを束ねて絹リボンを幾重にも巻きつけた非常に手の込んだものだ。
高分子化合物は一切使用していないので、芯線に信号が流れた場合の電磁誘導的なリアクションや、
静電誘導的な振る舞いが非常に素直である。

ついでVUKへの最終バージョンアップ。
高精度水晶換装。88.2K 176.4Kへのアップコンバート。
Dual AESモード装備など盛りだくさんの内容だが、
私はすでにG0sからWARD CLOCKを注入していたし、
(それでも高精度水晶の効果がないことはないが)
アップコンバートもDCSのPURCELLでDSD変換や176.4KですでにNGをだしている。
Dual AESモードはDCS Elgarとの組み合わせで試したが、
これも176.4Kや88.2Kへのアップコンバートが前提なので不採用。
けっきょくシンプルな、バージョンアップ前のほうが(私には)よかった。VUKバージョンは付加回路の引き回しのため
線路が長く複雑になって、基本性能が多少落ちたのではないかと思われる。ああ、そうそう、送り出しのパルストランスはよくなっていた。これはグゥー!である。

トランスはエソテリックお得意のWBトランスが装備されている。
これもスペックは一流であるが、音は?である。
そこでフェニックスにお願いしてRコアトランスを作っていただいた。
余談だが、ルビジウムマスタークロックG-0sもWBトランスを搭載している。
これをなんとかしなくてはいけない・・・。しかし可逆的処置に留めたいので名案が浮かばず、Rコアトランスによるアイソレーションでお茶をにごしている。もちろんもうすぐプライトロン化するが、
やはり電源回路(パーツ)そのものの強化を図りたいのだ。

P1010475_convert_20080620091633.jpg P1010476_convert_20080620091900.jpg


これに換装していれば、また結果はちがっていたかもしれないが、
ずるずるとあと延ばしにしているうちP0sにご退場願うことになる。

PCオーディオとの出会いである。

comment

管理者にだけメッセージを送る

No title

>いちどはP0sで再生してみたかったのだ。
この気持ち、痛いほどわかります。レベルは違えども、同じようなことをしでかしてきましたので。^^;
しかし、いわゆるハイエンドの行くところまで行ったけど十分でない、というのは衝撃でもあり、オーディオの面白さでもありますね。
ところで、hamondさんはSACDはお聴きになられますか?

No title

jillartさん こんにちは。
毎日ブログを楽しく拝見させていただいております。
日々の精力的なご研究には誠に頭がさがり、なおかつ参考にさせていただきありがとうございます。
まあ、P0sにしても使ってみたればこそ、今現在興味がないわけで、
使っていなければ今に至っても何がしか気になっていたのではないかと思います。
経験は無駄になりませんよね。
さて、SACD。 私はほとんど未体験なのです。まだDCSがタイムロード扱いだったとき、河口無線で博さんの司会によりDCSエルガー ベルディーのコンビで聞かせていただきました。
たったそれだけの体験なので感想はここでは言えませんが、
幸い私のDACはSACD対応なので、いつかPCで対応できるようになった暁には手を出すかもしれません。

No title

>使っていなければ今に至っても何がしか気になっていたのではないかと思います。
実に含蓄のある文章だと思います。回り道は少ない方が良いはずですが、回り道しないと到達できない境地がありますね。
dcsのようなハイエンドトランスポートの試聴記で普通のCDがSACDのように聴こえた、みたいな表現を見ることがあり、そういうものだろうか?と咀嚼できないままでおります。DSD録音でないものはもしかするとCDで十分じゃないの、と思っているレベルですので、卓越した方の感想をお聞きしたかったということです。自作ケーブルのお話、アップされるのを期待しております。
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Author:hamond
つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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