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玉石混交

いまさら何を・・・の感はあるが、再生装置の基幹部である電源の整流素子について一席。

もっともプリミティッブな二極管についでシンプルな両波整流管である。

我々仲間ははデジタル機器の電源に真空管で整流した高電圧直流をスイッチング電源で降圧して使っている。FF800しかり、デジタルアンプしかり。究極のハイブリッドだ。

しかし、その整流管に何を使うかで再生音は奈落の底から極楽の蓮池まで変化してしまう。
もちろん、どんなスイッチング電源を使うかで地獄の釜の蓋は開いたり閉まったりするから注意を要する。(もうすぐお盆ですから・・・)

ではでは御紹介・・・

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どちらも5AR4だが、左側は赤地に五つの黄色い星が並んでいる国旗の国で製造されたもので、
これはもう筆舌に尽くしがたいボヤけた音がする。未来永劫アウトだ。
右側は独TELEHUNKEN製ということだが、やけにギスギスした音でこれもアウト。
たぶん偽造品だろう・・・。(TELEHUNKENやGEの偽造品は有名だ)

DSCN0216_convert_20080713134958.jpg DSCN0217_convert_20080713135123.jpg DSCN0220_convert_20080713135555.jpg

さてさて、ここらあたりがまあなんとか使えるかなというランク。
左からNEC 5U4GB 真ん中が東芝5R4GY 右が英Haltron AZ12
いわゆる真空管らしい雰囲気のある音だが、いかんせん立ち上がりが鈍いし、情報も欠落する。

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松下5AR4メタルベース さすがにしっかりした音が出る。
情報量が多く分解能も良いし、音に味わいもある。
ようやく音楽を聴けるレベルになってきた。及第点をつけてもよい。

さあ、ここからが本番だ。
世間では真空管は甘い音、半導体は切れ味が良くシャープだが冷たい。
あげくにアナログは温かみがあって、デジタルは冷たい音・・・などとのたまう方がいらっしゃる。

一寸待ってほしい。

真空管であろうが、半導体であろうが、アナログであろうが、デジタルであろうが、真に良いものは善いし、良くないものは良くない。
中途半端なものを試して、あれはどう、これはどうなどと評価するのは如何なものか。

では絶大なる自信を持って次からの面々を御紹介しよう。

DSCN0219_convert_20080713152807.jpg DSC01324_convert_20080713142941.jpg DSC01328_convert_20080713143251.jpg

左がTELEHUNKEN AZ12 これは私の常用管だ。同じAZ12でも上の英HALTRONとは違って実にシャープで分解能が高い。それでいて音楽を奏でてくれる球だ。
中はそれのメッシュタイプ これはさらに音楽性が高い。右はTELEHUNKEN RNG2004メッシュ
このあたりになると実によい味を醸し出す。
よい味といっても私の表現力不足で申し訳ないが、情報の欠落はないし、分解能も最高レベルだ。

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左は上のRNG2004の大電流タイプのTELEHUNKEN RNG4004メッシュ。
2004よりも厚みのある音色だが、繊細さでは一歩譲るかもしれない。
右は同じ球をSIEMENSに納めて、映画館であのオイロダインの励磁電流を整流していたKLANGFILM KI77305

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うえの3本はWesternElectric社製 左から422A 274A 274B
これらはどれもウエスタン独特の音がする。
非常に響きが潤沢で雰囲気たっぷりの再生音だ。
それに対してTELEHUNKEN勢はすこぶるタイトで律儀な音だ。
やはり国民性というものが現れるようだ。

このあたりはもう好みと言うか、聴く音楽にもよるがどれを選んでも間違いない。
とにかくよくいわれる真空管らしいあいまいさなどは微塵もない。
それでいて朗々と表情豊かに音楽を奏でてくれるのだ。

不思議なのはどの球でも製造年月が古いほどよい音がする。
これはもう何回ブラインドテストしても、古い球に軍配が上がる。

今日の締めの言葉 古いほど偉い

comment

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No title

やはり古いほど偉い、になりますか。
古いほど偉い(当然ながら高い)世界に私が嵌ったら一財産飛んでいきそうです。^^;
わたしがアナログ、真空管に近寄らない最大の理由でございます。

それにしても、新旧織り交ぜた究極のハイブリッドシステム、よく思いついたというか、よく実行したというか、開いた口がふさがらないというか、常人のたどり着ける世界ではありませんね。
”普通の音”を聞ける日をチョー楽しみにしております。

価値観のジレンマ

ただいま帰宅しました。新地のニュー×ーフクラブに連れて行ってもらってました。
いやあ~ Westernの古典球のように艶やかなお色気が充満していましたよ。
さて、価値観のジレンマ
安いほど偉い・・と、古いほど偉い・・は矛盾しますよね・・。
ですから私はメインアンプをデジタルアンプにしたんです。
仲間たちのパワー管は1000V球のRS274や三極管の貴公子Edなどで究極の真空管アンプを製作しています。
それはそれは切れ味が鋭いのに滑らかな音色を奏でてくれるんですよ・・。
まあ、hamond商会はD級アンプで頑張ろうではありませんか! 
支店長様 よろしくお願い致します。
プロフィール

hamond

Author:hamond
つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
究極の感動を味わうために日夜悪戦苦闘しております。
皆様のご支援がなによりの活力剤 !
よろしくお願い致します。

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